HTMLの基本要素

骨組み

HTML(HTML5)の超基本構造は、次の通りです。

<!DOCTYPE HTML>
<html>
  <head>
  <!--
    HTMLヘッダ
    <head>〜</head>の部分。
    そのHTMLページ全体を定義する部分で、
    多くの場合は編集する必要なし。
    # 問題発生時に情報を読み取る必要はあるかも。
  -->
  </head>
  <body>
  <!--
    HTML本文
    <body>〜</body>の部分。
    ブラウザから見える部分。
    編集が必要な場合の殆どは、この中身を更新すればOK。
  -->
  </body>
</html>

HTML本文でよくある要素

以前からあるページ

HTML4.01を基礎として記述されたhtmlでよく見かけるタグ。

<table>〜</table>
本来は表を描画するためのタグ。
<tr>で行(横方向)、<td>で列(縦方向)をそれぞれ指定。
古いページでは、これを駆使してWebページデザインを行っている。
そのため、実際に編集したいポイントがtableの入れ子構造の奥の奥ということもざら。
入れ子構造を正しく把握し、デザインを崩さない様に編集すること。。
<table>
<tr>
	<td>1:top-left</td>
	<td>2:top-center</td>
	<td>3:top-right</td>
</tr>
<tr>
	<td>4:bottom-left</td>
	<td>5:bottom-center</td>
	<td>6:bottom-right</td>
</tr>
</table>

1:top-left 2:top-center 3:top-right
4:bottom-left 5:bottom-center 6:bottom-right
<font>〜</font>
フォントの色や大きさを指定するインライン要素。
<font size="12" color="#ff0000">のように指定する。
<font>〜</font>で括られた部分のみに適用され、
文章中の単語や行に用いられる。
<b>〜</b>、<i>〜</i>
文字の見た目を太字(bold)や斜体(italic)にするインライン要素。
<strong>や<em>を使ったりもする。
<b>と<strong>、<i>と<em>は
見た目は同じでも、タグが内包する意味は異なり、
ブラウザごとに挙動が違ったりするので注意。

最近リニューアルしたページ

HTML5で書かれたページによくあるタグ。

<div>〜</div>
ひとかたまりの範囲を指定するタグ。ブロック要素。
idやclassなどを指定して、そこからCSSを適用させるのが主な利用方法。
CSSをよく使うページほど多用されるので、閉じタグの混同に注意。
私が使う場合は、閉じタグの隣にコメントでidやclassを書いておいている。
<span>〜</span>
ひとつの範囲として定義するタグ。インライン要素。
<div>とは違い、まとまり(箱)を作らない点に注意が必要。
大抵の場合はclassを指定されて<font>タグの代替品として使用される。
<span></span>がぽつんと置いてある場合は、
外部スクリプトで何かしら使われることもあるので触っちゃだめ。
<ol>〜</ol>、<ul>〜</ul>
リストを表示するタグ。リストアイテムは<li>〜</li>で記述する。
<ol>は順序があり、記述した順に連番が振られる。
<ul>は順序がなく、箇条書きを生成する。
リストの中にリストを挿入すると、自動的にネスト(入れ子構造化)される。
<dl>〜</dl>
定義リストを表示するタグ。
定義語アイテムを<dt>〜</dt>で、語の説明を<dd>〜</dd>で記述する。
単語:それに対する説明、という組み合わせをリスト化する際に使う。
<header>、<nav>、<section>、<article>、<aside>、<footer>
HTML5から採用された、文書構造をより明確に示すためのセクションタグ。
ブラウザ上の扱いとしては、<div>と同様にブロック要素として扱われる。
IE8以前のブラウザでは、タグ自体を正しく解釈できない可能性がある。

要素は適宜思いついたら追加していく予定です。